• "焼却場"(/)
ツイート シェア
  1. 気仙沼市議会 2020-05-21
    令和2年第110回臨時会(第1日) 本文 開催日: 2020年05月21日


    取得元: 気仙沼市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-05-21 令和2年第110回臨時会(第1日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 169 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 2 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 3 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 4 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 5 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 6 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 7 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 8 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 9 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 10 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 11 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 12 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 13 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 14 : ◎危機管理監兼危機管理課長阿部久人君) 選択 15 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 16 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 17 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 18 : ◎危機管理監兼危機管理課長阿部久人君) 選択 19 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 20 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 21 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 22 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 23 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 24 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 25 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 26 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 27 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 28 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 29 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 30 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 31 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 32 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 33 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 34 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 35 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 36 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 37 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 38 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 39 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 40 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 41 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 42 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 43 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 44 : ◎19番(村上 進君) 選択 45 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 46 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 47 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 48 : ◎19番(村上 進君) 選択 49 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 50 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 51 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 52 : ◎19番(村上 進君) 選択 53 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 54 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 55 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 56 : ◎14番(村上佳市君) 選択 57 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 58 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 59 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 60 : ◎14番(村上佳市君) 選択 61 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 62 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 63 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 64 : ◎14番(村上佳市君) 選択 65 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 66 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 67 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 68 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 69 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 70 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 71 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 72 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 73 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 74 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 75 : ◎10番(村上 進君) 選択 76 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 77 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 78 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 79 : ◎10番(村上 進君) 選択 80 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 81 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 82 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 83 : ◎10番(村上 進君) 選択 84 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 85 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 86 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 87 : ◎10番(村上 進君) 選択 88 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 89 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 90 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 91 : ◎10番(村上 進君) 選択 92 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 93 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 94 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 95 : ◎10番(村上 進君) 選択 96 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 97 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 98 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 99 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 100 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 101 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 102 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 103 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 104 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 105 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 106 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 107 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 108 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 109 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 110 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 111 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 112 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 113 : ◎1番(今川 悟君) 選択 114 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 115 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 116 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 117 : ◎1番(今川 悟君) 選択 118 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 119 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 120 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 121 : ◎1番(今川 悟君) 選択 122 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 123 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 124 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 125 : ◎1番(今川 悟君) 選択 126 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 127 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 128 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 129 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 130 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 131 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 132 : ◎総務部長(畠山 修君) 選択 133 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 134 : ◎7番(熊谷一平君) 選択 135 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 136 : ◎健康増進課長(畠山賢哉君) 選択 137 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 138 : ◎7番(熊谷一平君) 選択 139 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 140 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 141 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 142 : ◎1番(今川 悟君) 選択 143 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 144 : ◎健康増進課長(畠山賢哉君) 選択 145 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 146 : ◎1番(今川 悟君) 選択 147 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 148 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 149 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 150 : ◎1番(今川 悟君) 選択 151 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 152 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 153 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 154 : ◎19番(村上 進君) 選択 155 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 156 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 157 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 158 : ◎19番(村上 進君) 選択 159 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 160 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 161 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 162 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 163 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 164 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 165 : ◎民生常任委員長(菊田 篤君) 選択 166 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 167 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 168 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 169 : ◎議長(菅原清喜君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      午前10時00分  開 会 ◎議長(菅原清喜君) ただいまの出席議員数は24名であります。定足数に達しておりますので、これより第110回気仙沼市議会臨時会を開会いたします。 2: ◎議長(菅原清喜君) 本日の欠席届出議員及び遅参届出議員はございません。以上のとおりでありますので御報告いたします。 3: ◎議長(菅原清喜君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において16番臼井真人君、17番熊谷雅裕君を指名いたします。 4: ◎議長(菅原清喜君) 次に、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。 6: ◎議長(菅原清喜君) 次に、地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので御報告いたします。 7: ◎議長(菅原清喜君) 次に、報道機関から写真撮影等の申出があり、議長はこれを許可しておりますので御報告いたします。 8: ◎議長(菅原清喜君) 次に、5月17日現在の議員名簿等をお手元に配付いたしておりますので御報告いたします。 9: ◎議長(菅原清喜君) 次に、市長から、「気仙沼市粗大ごみ処理場で発生した火災について」行政報告の申出がありますので、この際許可をいたします。市長菅原 茂君。 10: ◎市長(菅原 茂君) 私から、気仙沼市粗大ごみ処理場で発生した火災について、行政報告を申し上げます。  本件は、本年5月12日及び19日、九条93番地1、クリーン・ヒル・センター内の気仙沼市粗大ごみ処理場において火災が発生したものであります。  当該施設は平成7年2月に竣工し、家庭から排出される衣装ケースなどの粗大ごみや調理器具、家電製品などの燃やせないごみを破砕し、可燃物と不燃物に分別して、貯留ホッパにため、可燃物は焼却場に、不燃物は最終処分場に運搬する中間処理を行っている施設であります。  火災発生の経過について申し上げます。  初めに、5月12日の火災については、午前10時10分、施設運転維持管理を委託している業者の職員が、機械点検時に破砕処理後の可燃物を一時的にためておく貯留ホッパから煙が発生しているのを発見し、初期消火活動を行うとともに、警備会社を通じて消防に通報し、消防車両13台が出動して消火に当たり、午前11時5分鎮火したものであります。  出火原因については、現在、気仙沼消防署において調査中であり、現時点では不明であります。  発生後の対応でありますが、同様の施設において、リチウムイオン電池等の小型充電式電池による火災が発生している事例があることから、当該物の発見、除去に努めるとともに、可燃貯留物への散水強化や可燃物貯留ホッパの状況確認強化などの対応策を講じていたところであります。
     しかし、対応策を講じている中、5月19日午後3時8分、施設運転維持管理を委託している業者の職員が、可燃貯留物の搬出時に貯留ホッパ内で発火物を発見し、初期消火活動を行うとともに、警備会社を通じて消防に通報し、消防車両14台が出動して消火に当たり、午後3時30分鎮火したものであります。  出火原因でありますが、気仙沼消防署が原因究明のため、2個の焼け焦げた可燃貯留物の塊を持ち帰り調査しており、現時点では不明であります。  現在、ごみの受入れは行っていますが、2度にわたる火災発生のため、少しでも不安のある廃棄物は処理に回さず一時保管とし、本稼働については今後の状況を見ながら、必要な対策を講じた上で安全第一に進めてまいります。  なお、いずれの火災においても、延焼及び負傷者並びに火災による施設運転に支障を来す損害はありませんでした。  2度にわたる火災で、市民並びに近隣住民に御心配をおかけしましたことにつきまして、心よりおわび申し上げます。  以上のことを申し上げ、私からの行政報告とさせていただきます。 11: ◎議長(菅原清喜君) これより行政報告に対する質疑を行います。9番秋山善治郎君。 12: ◎9番(秋山善治郎君) 最初の火災のときも話をしたんですけれどもね、今回の広報無線においては、クリーン・ヒル・センター付近ということで放送されておりまして、近隣住民は大変心配したし、今回の2回目の放送でも、そういう同じような放送をされました。  今のシステムではそうなっているということは伺っておりますが、そのままにしておくというわけにいかないんだと思います。実際にクリーン・ヒル・センターで発生した場合については、クリーン・ヒル・センターだということをはっきりと放送すべきだと思うんですけれども、その辺の改善については今後どのように考えているかをお伺いしたいと思います。 13: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。危機管理監兼危機管理課長阿部久人君。 14: ◎危機管理監兼危機管理課長阿部久人君) 消防の放送システムについてお答えいたします。  まずは火災の第1報が入ります。その時点では、場所の特定というものは確認できていないわけであります。消防署では、現地を確認して、現場を特定するということになりますので、第1報が入った時点では、まだその付近という表現しかできないということでありまして、システムもそのようにつくられているそうであります。広域消防とも協議はいたしますけれども、実態としてはなかなか難しいというお話を伺っております。以上であります。 15: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 16: ◎9番(秋山善治郎君) いや、警備会社を通じて通報されているわけでありますから、警備会社のシステムがそうなっているのであれば、そこはしっかりと直せばいい話だと思うんですよ。一般の民家の場合でも、個人宅の場合ははっきりと誰々の家ということを含めて放送もできるわけでありますので、そういう放送の仕方もしているところがあるわけですから、ましてや市の施設の中で発生した場合で、そこから通報が行っている場合については、しっかりとその特定した場所として放送するということに切り替えることができないのか、改めてお伺いします。 17: ◎議長(菅原清喜君) 危機管理監兼危機管理課長阿部久人君。 18: ◎危機管理監兼危機管理課長阿部久人君) 現行のシステムでは、場所をシステムに登録した時点で、「付近」というものが必ず付加されて、同報無線で急ぎ流されるというシステムになっております。皆さんにお知らせする、消防団員に対してもお知らせする意味もありまして、通報等から時間を置かずに情報を流す、それが最優先で、かつシステムを、例えば2種類、「付近」をつける、つけないなどという分け方をしますと、その都度判断して、少し、若干ではありますけれども対応が遅れていくと。緊急時でありますので、何よりもスピードが大切だと考えております。  消防本部とも相談はしてみますけれども、今のところは難しいと伺っております。以上です。 19: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 20: ◎9番(秋山善治郎君) 今、課長から答弁はありましたけれども、この仕組みについて、システムとしてそうなっているのであれば、ぜひしっかりとした構成をお願いしたいと思います。  もう一つお伺いしますが、今回の発生について、今日の地元紙でも報道されていますが、リチウムイオン電池の小型充電式電池による火災が発生している事例があるんだということで報道もされているし、今日の行政報告にもありますけれども、このリチウムイオン電池の小型充電式の電池で火災が発生するメカニズムについてお示しください。 21: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 22: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) お答えいたします。  他の報道資料によりますと、リチウムイオンの電池の中に発火・引火性の強い液体が入っているというお話がございまして、それが衝撃によって破裂というんですかね、そうなった場合に非常に不安定となって、発熱、発火に至るという可能性が非常に高いと言われているものでございます。以上です。 23: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 24: ◎9番(秋山善治郎君) 今回発生した場所は、可燃物の場所なんですね。家庭のそういう家電品なども持ち込まれているんですけれども、そこは分別するということになっているんだと思いますが、なぜこの1週間で2回も発生するということになったのか。これはちょっと特殊だと思うんです。今まで度々起きてきたことではなくて、今回ここについて1週間で立て続けに起きているということはちょっと特殊だなという思いをしているんですけれども、そこについての分別体制含めてどう考えているか、お伺いしたいと思います。 25: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 26: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 確かに私のほうでも、1週間に2回発生したということで、最初の火事が発生した際に、対策といたしまして、先ほど報告にございました、可燃物、貯留物への散水の強化ということで、通常、緊急停止もしくは熱を帯びた状態であるときには散水して冷やすという方法を取っていたものを、5分に1回散水を定期的に行うという措置を1つ取っております。  それから、可燃物の貯留ホッパの状況の確認でございますが、1日2回の機械の点検の際に確認していたものを、30分に1回点検をするということで、頻度を上げて対応してきております。さらに、電池等が混じらないようにということで、できるだけ除去をするような作業に努めてきたところでございますが、2度目の火災になってしまったということで、さらなる対策を検討してまいりたいと思いますし、全ての電池を取り除くということが現実的にはなかなか難しいということもございますので、今後につきましては市民の皆様にも御協力をお願いしていきたいと考えているところでございます。 27: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 28: ◎9番(秋山善治郎君) 可燃ごみの中に電池が入るということは、普通はないんだと思うんですね。だから可燃の、燃えるごみの中に電池が入るということは、どのようなことが考えられるのか、もう一度お伺いしたいと思います。 29: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 30: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 一例といたしましては、例えばおもちゃなどの電池ボックスに電池が入ったままでありますと、通常ですと、鉄の分は磁力によって分別するということでございますが、プラスチックの中に入ったままの電池につきましては磁力が及ばないということで、そのまま可燃に回ってしまうという例もございます。以上です。 31: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 32: ◎9番(秋山善治郎君) 今、課長から答弁がありましたけれどもね、おもちゃの中で充電式の電池を使うというようなケースは結構あるんですかね。おもちゃの場合だと、充電式というものはあまり使わないのではないかと思うんですが、どうなんですか。 33: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 34: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) おもちゃという表現が正しいかどうかあれなんですが、小型のゲーム機などの場合には、充電式の電池を使っている場合がございます。(「終わります」の声あり) 35: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 36: ◎3番(菅原雄治君) 私も、この原因について、どこまでいろいろ検討なさっているかということを確認したいと思うんですけれども、今回のコロナにおける巣籠もりによって、各家庭で片づけ等が多く増えたということが何らかの影響を及ぼしているのではないかと想像しましたが、今回このコロナ期における自粛の中で、可燃物におけるごみの質というものがどう変化してきたんだと捉えていますか。 37: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 38: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) お答えいたします。  正確な数字、今ちょっと持ち合わせてはいないんですけれども、いわゆる自粛以降、非常に多くなったものが、粗大ごみが多くなりまして、特に可燃物、たんす、ベッドとかというものが、それから納屋などの片づけによって、いろんなものが粗大ごみということで非常に多く搬入されておりまして、今、現時点というか、通常の状態なんですけれども、3月、2月に比べれば、連休以降さらに搬入している、持ち込みの方々が増えていると。それから併せて、不燃ごみにつきましても、連休中に片づけをした方が多かったかと思うんですが、ごみの量が非常に増えているという状況でございます。 39: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 40: ◎3番(菅原雄治君) 例えばですが、化学物質によっては、水を散布することによって高熱を発するという物質はあると思うんですね。石灰等が特にそういう性質をお持ちだというように私は聞いていますけれども、そのほかにも、例えば農業関係でもいろいろな肥料とか、そういうこともひっくるめて、入れているビニールに付着している物質が水との反応によって熱を帯びるということも想像をしました。  そういう点もひっくるめて、何らかの庁内で検討なされているかどうか、確認したいと思います。 41: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 42: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) お答えいたします。  肥料等との化学的な反応という面での発火があるのではないかということでございますが、まず第1点、搬入する段階では、農業系の肥料等につきましては、うちでは産廃という扱いになっておりますので、搬入はしていないと考えておりますし、もし仮に搬入したとしても燃えるごみのほうで処理されるものと考えております。 43: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。19番村上 進君。 44: ◎19番(村上 進君) 1つだけ確認をしたいと思います。  今、行政報告でありましたとおり、事が起きて、現在対応しているんだということであります。特にこの1)、2)、3)、手選別、散水強化5分に1回、状況確認強化30分に1回をしているんだということでありますが、これはあれですか、四六時中、24時間体制でこういう5分1回散水、30分確認、あとは手選別は日中の業務の中でやっていると思うんですが、この状況は、対応策として四六時中、昼夜間問わずという意味なんでしょうか。伺っておきたいと思います。 45: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 46: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) お答えいたします。  粗大ごみ処理場につきましては、焼却場と勤務体制が違いますので、通常の9時の開場から4時までの間に受入れをして、夕方には帰るということでございますので、24時間体制ではございませんので、よろしくお願いいたします。 47: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 48: ◎19番(村上 進君) そうしますと、今回2回の火災発生の時間帯といいますか、12日は午前10時台、19日は午後の3時台なんですが、可燃物貯留ホッパは存続しているわけですよね。夜間帯にもし、閉場になって煙が蔓延してという状況が発生するかもしれないという状況の中で、果たしてこの対応策でいいのかという疑問を持つわけですね。それはもう開場時間限定の対応策ということの対応ということなんでしょうか。 49: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 50: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) お答えいたします。  粗大ごみの処理につきましては、その日搬入されたものは、その日のうちに処理するということを前提で行っているところでございますので、物を残したまま、夜そのままにということではございません。ただ今回、怪しい不安なごみにつきましては一時保管するということで、別途場所を確保した上で保管するということで考えているところでございます。 51: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 52: ◎19番(村上 進君) すみません、恐縮で、しつこいようで。その可燃物貯留ホッパの1日の処理状況、その日に可燃物貯留ホッパの分についてはチェックをして、安全な存置をするということなのか、ある程度、日ごと積み合わせて貯留ホッパに保管しながら処理をしていくということなのか。その辺を説明してください。 53: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 54: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) お答えいたします。  先ほどお話ししておりますが、搬入物はもちろんその日のうちということでございますので、可燃物貯留ホッパにためられたごみにつきましては、その日のうちに焼却場に搬出して処理をするということでございますので、ホッパ内には残置していないというところでございます。(「分かりました」の声あり) 55: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。14番村上佳市君。 56: ◎14番(村上佳市君) 私は通報の関係でお伺いしたいと思います。参考資料を見ますと、3番の経過で、1回目は入電まで12分かかっています。2回目は5分ということですが、初期消火という部分でいろいろ対応をされたと思うんですけれども、この入電時間がちょっとかかり過ぎではないかなという部分で、訓練とかそういう部分は今までもしていると思うんですが、その辺の理由を説明していただきたいと思います。 57: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君の質問に対し、当局の答弁を求めます。参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 58: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) お答えいたします。  まず、1回目の火事の際には、煙が発生したということで、それに基づいて最初の初期消火をしておるところでございます。  ただ、2回目の場合には、発火がすぐ確認されたものですから、その分、初期消火を速めて行ったということで、若干そこに初期消火のしている部分の差が出ているところでございます。 59: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君。 60: ◎14番(村上佳市君) 今の説明で大体分かりましたけれども、やはり早い通報が消火につながるんだと思うんですよね。12分かかっていると、時間的には、もう結構な時間がかかるのかなと思うことと、先ほど市長の行政報告にある、警備会社を通じてということだったんですけれども、現場を見ている人が直接通報したほうが内容を、夜間であれば警備会社というところもあると思うんですが、そういう部分の改善も必要なのかと思うんですが、いかがでしょうか。 61: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 62: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) ありがとうございます。御指摘のとおりかと思いますので、そちらは内容を、その連絡方法について精査させていただきたいと思います。 63: ◎議長(菅原清喜君) 14番村上佳市君。 64: ◎14番(村上佳市君) 続けて発生したということで、今後いろいろ現場検証を、また原因を追及しながら、このような火災が二度と発生しないような取組と、また万が一発生した場合には早い通報ということを心がけるような、日頃の訓練もひとつお願いしたいと思います。以上で終わります。 65: ◎議長(菅原清喜君) 質問がないようですので、これにて行政報告に対する質疑を終結いたします。 66: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、議案第1号及び議案第2号の2か件を一括上程いたします。     ○議案第1号 気仙沼市臨時診療所条例制定について     ○議案第2号 令和2年度気仙沼市一般会計補正予算 67: ◎議長(菅原清喜君) 提案理由の説明を求めます。市長菅原 茂君。 68: ◎市長(菅原 茂君) 第110回気仙沼市議会が開会され、提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明申し上げます。  本臨時会における提出議案は2件であります。  議案第1号の気仙沼市臨時診療所条例制定については、新型コロナウイルス感染症の蔓延を防止するとともに、地域医療を維持、確保するため、臨時診療所の設置に関し条例を制定するものであります。  議案第2号の令和2年度気仙沼市一般会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ2,229万円を追加し、予算総額を840億9,906万5,000円とするものであります。  その内容ですが、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止、地域医療の維持、確保のため開設する臨時診療所の運営に関する経費として2,229万円を計上しております。  歳入については、使用料及び手数料32万円、繰入金2,068万9,000円、諸収入128万1,000円を追加するものであります。  以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 69: ◎議長(菅原清喜君) 議案精読のため、暫時休憩いたします。再開を午前10時40分といたします。      午前10時28分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前10時40分  再 開 70: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。 71: ◎議長(菅原清喜君) これより議案の審議に入ります。  初めに、議案第1号気仙沼市臨時診療所条例制定についてを議題といたします。     ○議案第1号 気仙沼市臨時診療所条例制定について 72: ◎議長(菅原清喜君) 本案は民生常任委員会に付託の予定であります。  補足説明を求めます。保健福祉部長菅原宣昌君。 73: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) それでは、議案書の1ページをお開き願います。併せまして、別紙の議案第1号説明資料及び参考資料を御覧願います。  議案第1号気仙沼市臨時診療所条例制定について、補足説明を申し上げます。
     本案は、新型コロナウイルス感染症の蔓延を防止するとともに、地域医療を維持、確保するため、臨時診療所の設置に関し条例を制定するものであります。  議案書の2ページから3ページが条例案であります。  条例案の内容につきましては、別紙の議案第1号説明資料により御説明申し上げます。説明資料を御覧願います。  1の趣旨でありますが、市臨時診療所は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止、地域医療の維持、確保のため設置、運営し、発熱等の症状を有する受診希望者に対し応急的な診療を行うことで、市民の感染症に対する不安解消を図り、医療機関内の感染防止に資するものであります。  2の診療所の概要でありますが、(1)名称は、気仙沼市感染症クリニックであります。  (2)位置は、気仙沼市赤岩牧沢155番地1、旧宮城県気仙沼西高等学校敷地内、西牧記念館に設置するものであり、県教育財産を無償で使用させていただくものであります。  3の診療所の運営等でありますが、(1)管理者は、医療法の規定により設置する診療所の管理者を、気仙沼市医師会、会長森田 潔氏とするものであり、本診療所は気仙沼市医師会に委託して運営するものであります。  (2)診療科目は内科であります。  (3)は診療等の内容であります。  対象についてでありますが、中学生以下の年齢の方については、発熱者なども含め、現に市内の小児科で対応していただいておりますことから、中学校卒業以上の年齢の方としております。  診療内容は、問診、視診、体温、SpO2(血中酸素濃度)の測定であり、院外処方で、市内の調剤薬局で薬を受け取っていただきます。  また、必要があれば保健所と相談の上、速やかにPCR検査につなげることとしております。  (4)診察日については、現在の状況を踏まえ、当面、水曜日、金曜日の週2日を基本といたしますが、感染状況などを踏まえ、弾力的に対応していくこととしております。  (5)診療時間は午後4時から午後5時までで、事前に電話予約をいただくこととし、予約受付は診療日の午前9時から午後2時までといたします。  (6)診療体制等でありますが、基本的には医師会で、当番制による医師1名、看護師1名、受付1名を配置し、受付は電話予約の際の患者の問診にも対応いたします。そのほか、委託による医療事務1名、車両誘導に当たる市職員1名を配置いたします。  4の条例の概要でありますが、併せて議案書の条例案を御参照願います。  第1条は設置規定であります。  第2条は名称及び位置であります。  第3条は診療業務の委託であり、効果的な運営を図るため、診療業務を委託するものであります。  説明資料の2ページをお開き願います。  第4条は診療科目であります。  第5条は診療日及び診療時間の規定であり、規則で定めることとしております。  第6条は使用料等でありますが、第1項において、市長は、診療所において診療を受けた者から使用料(診療所受診料)及び手数料(診断書文書料等)を徴収する。  第2項において、使用料等の額、徴収方法及び災害時等の減免については、気仙沼市病院事業使用料及び手数料条例の規定を準用する旨、規定するものであります。  第7条は損害賠償の規定であります。  第8条は規則への委任規定であります。  附則は、施行期日の規定であり、宮城県知事の開設許可のあった日から施行するものとし、診療所の開設日は5月25日を予定しているものであります。  5の議決後のスケジュール案でありますが、5月21日付で宮城県知事宛てに診療所開設許可申請書提出、東北厚生局長宛てに保健医療機関指定申請書提出、5月22日、東北厚生局審査、5月25日、気仙沼市感染症クリニック開設、5月27日、診療開始を予定しているところであります。  3ページを御覧願います。  位置図及び配置図であります。  上段が位置図であり、円で囲んだ部分が旧気仙沼西高等学校敷地内の西牧記念館に配置する気仙沼市感染症クリニックの場所であります。なお、開院時以外は校門を封鎖することとしております。  下段は配置図であり、表示はありませんが、図の下側が校門であります。来院者は、基本的に自家用車で来院いただくことといたしますが、動線につきましては、下側の校門を入り、左斜め上に向かう矢印をたどり、来院者車両動線を通って、P来院者駐車場に駐車し、その上の斜線表示の建物、A感染症クリニックで受診していただきまして、お帰りの際には、下側の校門出口に中央から下がっていくことにより、次の来院者とのすれ違いを避けることとしております。  一方、医療従事者の車両動線については、校舎の右側を通ることとしております。  また、来院者は診察の時間まで車内で待機していただきますが、タクシーによる来院者を想定し、中央上部のBの建物、武道場を来院者の一時休憩所としております。  裏面4ページを御覧願います。  気仙沼市感染症クリニック平面図であります。図の建物の左半分が診察室となっております。診察室内の上側が、医師などのいる清潔区域、下側を患者のいる区域とし、その間を天井から床までの透明ビニールで仕切っております。来院者の動線につきましては、診察の時間になりましたら案内を受け、下側のP来院者駐車場から来院者動線をたどり、外部通路を通って、建物の左側の診察室に直接入り、カウンターで受付をし、診察室中央でビニールの仕切り越しに医師と対面し、診察を受ける流れとなります。  なお、医療従事者については、建物の右側玄関から入室し、動線を分離しております。  続きまして、別紙の1枚もの、議案第1号参考資料を御覧願います。  参考資料につきましては、気仙沼市感染症クリニック受診フローチャート(案)であります。  この資料は、現時点でのフローチャートでありますが、今後、現場でのリハーサルなどを通して、医師会、県とともに調整することとしております。  まず、一番上の枠でありますが、感染症クリニックに御連絡をいただくのは、発熱、息苦しさ、強いだるさなどの症状のある方で、クリニックでの受診を希望する方が診察の電話予約をしていただくこととなります。  新型コロナウイルス感染症全般に関する一般的な相談については、これまでどおり、県が設置しているコールセンターにお電話いただくこととなります。  クリニックでは、受付専用電話を準備しております。電話受付は、看護職等の専門職が担当し、電話で問診を実施し、現在の状況を確認の上、受診の方向性をアドバイスいたします。  左側の枠でありますが、重症の基礎疾患を持っている方、予約時間まで待機できない状況の方などは、かかりつけ医や専門の医療機関への受診を勧め、緊急な場合は救急につなぐこととなります。  中央の、感染症クリニックの予約を受け付けた場合は、診察時間の調整などを行い、診察の10分前に駐車場においでになるようお伝えいたします。  右側の枠でありますが、新型コロナウイルスに感染の疑いがある場合、感染者との接触がある場合などは、帰国者・接触者相談センターに連絡することとなります。  下の大きな枠囲みは、感染症クリニックにおける患者とクリニックスタッフの時系列に沿ったフローであります。  その中の左側の枠、1)でありますが、新型コロナウイルス感染症の疑いがない場合は、病状に応じた薬を処方し、一般医療機関の受診、あるいは自宅にて経過観察などとなります。  その右側、2)でありますが、新型コロナウイルス感染の疑いがあり、診察医師がPCR検査を必要と判断した場合は、気仙沼保健所内の帰国者・接触者相談センターと相談し、速やかなPCR検査につなげることとなります。  恐れ入りますが、議案書の3ページにお戻り願います。  条例案、附則の規定でありますが、この条例は、医療法第7条第1項に規定する宮城県知事の開設許可のあった日から施行するものであり、診療所の開設日は5月25日を予定としているところであります。  説明は以上でありますので、よろしくお願い申し上げます。 74: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。10番村上 進君。 75: ◎10番(村上 進君) これから第2波、第3波に備えて、このような発熱外来をやるということは非常に大事だと思っております。  その上でお聞きしますけれども、第1号説明資料の中の診療所の運営で、要は診療日です。なぜ最初から週2回ということなのか。その状況に応じては、これから考えるというんですけれども、その辺お願いします。 76: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原宣昌君。 77: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  圏域で医療機関等がこれまでコロナ対策の検討をしてまいっているところでございますが、圏域医療調整会議というものを保健所がリーダーシップを取って立ち上げておりまして、圏域の医療機関、また場合によっては行政も参加しながら、その連携会議を開催しているところでございます。  その中で、感染状況が現在落ち着いている状況でございますが、そのような今の時期から、例えばセンター化施設ということで今回のような臨時診療所を設置して、開業医の先生方が毎日センター施設に勤務するということは、現実的には非常に負担が大きいのではないかと。そういう御意見も出ておりました。  そういうことで、まずは体制を整えて蔓延期に備えるべきではないかと。そういう御意見もいただいていたところでございます。  それを踏まえまして、医師会と保健所とで協議いたしまして、まずは週2日からスタートして、体制を整えながら、感染状況を踏まえて弾力的に対応していくことが現実的ではないかと。そのような協議がなされたものでございます。 78: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 79: ◎10番(村上 進君) 今の状況では、感染者がいないということなんですけれども、今後のことで、いろいろ出てくるかと思いますけれども、検査体制を充実しなければいけないということになっていくと、PCR検査を非常に、やれる、直接、当市では、気仙沼市の医師会としてはPCRをやるのかどうかは、その辺は分からないんですけれども、感染が多くなればなるほど、そういう体制が取れていないとなかなか難しいと思うんですよね。それは今から医師会では十分体制を取れるようにその辺は準備しているんでしょうか。お願いします。 80: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 81: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  PCRの検査体制につきましても、今回、臨時診療所を設置するということも一つの契機といたしまして、医師会でも保健所と連携して検査体制を整えていきたいということをお伺いしているところでございます。 82: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 83: ◎10番(村上 進君) その上でなんですけれども、フローチャートに、疑いがある場合は速やかにPCR検査、行政検査につなげるとありますが、なかなか宮城県では仙台とかそういうところしかPCR検査ができていないということなんですけれども、それは状況にもよると思うんですが、感染者がいっぱいになった場合は、当市の中でもPCRをやっていく体制を取るようになっているんでしょうか。 84: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 85: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  今回、臨時診療所の設置を踏まえまして、保健所と連携してPCRの検査体制は整えてまいりたいと思っているところでございますが、ただ制度といたしまして、PCR検査を実施する検体採取を行う場所は非公表となっているところでございます。そういう意味では、この場所において検体採取を行うかどうかということは公表できかねますし、またその体制は整えていきたいということで協議しているところでございます。 86: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 87: ◎10番(村上 進君) なぜ言うかというと、いろんな、力士であっても対応が遅れた場合に亡くなっている方もいますので、そういう場合の体制はきちっとやっていたほうがいいかと思いまして質問しました。  それと、もう一つ、第6条、使用料等についてでありますが、この施設、感染クリニックに行って、その対応によるかと思うんですけれども、この使用料については、結果的に一般診療だった場合と、あとPCRが必要になった場合と、その場合で分かれてくると思いますけれども、その辺は使用料としてはどのように考えて。 88: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 89: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  まず、今回の臨時診療所では一般診療ということになります。あとは、例えばPCR検体採取ということがございますが、それは実施するかどうかとか、実施する場所というものは非公表になっておりますので、それについては、この場所で実施ということはお答えできないことでございますが、ただ、PCR検査を保健所と相談の上、速やかにつなげていきたいと思っているところでございますが、基本的には行政検査ということですので、全額公費負担でのPCR検査になります。 90: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 91: ◎10番(村上 進君) 基本は一般診療だということで、ちょっと飛躍するかもしれませんけれども、日曜当番員とか、そういう場合の感じなのかななんて思ったんですけれども、それで、そのときに、この患者と思われる方が診察した場合に、その方が受けている医院とは違うものですから、そのときに何も言わないで、ドクターから薬を言われるままに飲むということが、重複する場合と、いろいろ考えられるわけですね。  その上で1つ提案なんですけれども、やはり必要なものは、お薬手帳ですか、そういうことが、もし持参できるようになれば、そういうふうに重複するようなこともないようにドクターができるのではないかと。いつも行っているところでやるのであれば、お薬手帳も要らないと思うんですけれども、こういう場所に行った場合に、そういうケースも出てくるかと思いますので、その点はいかがでしょうか。 92: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 93: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  今回、診療を受ける場合には必ず電話予約をしていただきますが、電話予約の段階で、看護師等の専門職に受付担当をしていただきまして、必ず電話で問診を取ることにしております。その中で、例えばどこの調剤薬局を利用しているとか、そういうところもお聞きいたします。  また、今回の臨時診療所では処方箋を出して、市内の調剤薬局で薬を受け取っていただくこととしておりますが、それについて気仙沼市薬剤師会も全面的に今回連携しておりまして、その中で、市内の極力多くの希望の調剤薬局で受け取れるような、そういう連携も今図っているところでございます。 94: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 95: ◎10番(村上 進君) その手帳があるとドクターがうまく判別できますので、その点も考慮に、薬局に行くことは別に、薬局に行ってからは薬剤師がいろいろ重なっているかどうかは見れるんですけれども、最初の段階でのドクターの判断において、そういうものも必要であるかと思っております。その点、よろしくお願いします。 96: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 97: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) ありがとうございます。お薬手帳を活用するということについても、前向きに調整してまいりたいと思います。(「以上です」の声あり) 98: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 99: ◎3番(菅原雄治君) 趣旨の、地域医療の維持を目的に掲げているということは、地域医療が崩壊するパターン、イメージを何パターンか想定して、それを防ぐために、このクリニックを設置すると思われますので、その地域崩壊のパターンのイメージですね、どう想定していたかということを教えてください。 100: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原宣昌君。 101: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  まず、今回の臨時診療所設置に至った経緯でございますが、先ほどの答弁の中でも触れさせていただきましたが、圏域の医療機関では、今回のコロナウイルス対策に関しまして、保健所がリーダーシップを執りまして、公立病院、医師会初め3師会、また行政も参加しながら、圏域医療連携会議という会議を継続して開催いただいているところでございます。  その中で、今回の臨時診療所につながるようなセンター化の施設が発案されたものでございます。それにつきましては、まず蔓延期になってきた場合には、例えば現在の新型コロナウイルスの診療体制といいますか、ということにつきましては、1つには感染症指定医療機関であるとか、あとは帰国者・接触者外来が中心になって医療を提供しているところでございますが、そういうところだけでは蔓延期には対応できかねるのではないか。蔓延期になった場合には、そのような中核施設ではより重症の方を取り扱うこととして、なお圏域の医療全体で乗り切っていくためには、それ以外の方々に対応する医療機関も必要ではないかということが話し合われてきたところでございます。  そのような中で、市内の、例えば診療所等におきましては、1つには、明確に発熱者等の動線を分けることが難しい施設もございます。施設的にとか、人為的にとか、そういう中で感染の危険性もありますことから、それぞれの診療所等が役割分担を持って対応するということではなくて、そういう市内の医療機関についてはセンター化施設を設置して、今回のような臨時診療所を設置することによって役割分担をした上で、蔓延期に備える必要があるのではないかと。そのような話合いがなされてきたところでございます。  そういうことを踏まえまして、まずは今回の臨時診療所をスタートしようとするところになったところでございます。 102: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 103: ◎3番(菅原雄治君) 具体的な崩壊のパターンをお聞きしたかったので、単純に大きな1つとして、院内感染における医療崩壊というパターンを防ぐということが、当たり前のように多分1つは想定できるのかなと。その防ぐための手段として、このクリニックが大変重要であるというところをいち早く気仙沼市が手をつけたということだと私は捉えましたが、もう一つの医療崩壊のパターンがあるのではないかと私は思ったものですから、地域医療崩壊のパターンとしてどれを想定しているのかということを確認したかったというところなんですけれども、院内感染における医療崩壊のほかに何か想定していませんでしょうか。 104: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 105: ◎市長(菅原 茂君) 一般的に現在、首都圏等で言われている医療崩壊というものは、感染症の指定病院等で感染患者が非常に数が多くて、そのことによって医師や看護師が非常に密な労働になって、患者を十分にケアできないという状況、またはそのことによって一般の、がん等の手術ができないことによって、ほかの患者に影響を与えるということで、適切な医療が圏域として保たれないということが言われています。
     そのことについては、本市においてもあり得ると思います。市立病院においては、感染症病床のほかに一定程度の病床数を、その感染者のために提供できるということを県に報告しておりますけれども、そういうことを全県でやることによって、そこに対して医療資源を投入することによって、第1次的な医療崩壊を防ぐという体制、それは今回の発熱者外来だけでできるというよりは、県全体でケアをしていかなくてはならないんだと思います。そのことに本市の病院も参画していくということだろうと思います。  もう一つは、先ほど部長が言いましたように、一般の診療所が動線として発熱者を分けられない。普通のときであったら、今まではこなしてきているわけですけれども、新型コロナウイルスの感染者の確率が高い患者がどんどんやってくるということになれば、ほかの患者を診ることができないということになりますので、このように1つ専門の外来をつくることによってトリアージを行うということが必要になってくるんだろうなと思っています。  我々が今、想定していることは、そういう市中の診療所の問題と、大型の感染症専門の病院の崩壊と、どちらも防いでいくということを考えていくことが必要だと思います。  もう一つ、現在この発熱外来においては、PCR検査をする、しないということが発言できません。また、例えば検査をするところの仲間入りをしたとして、宮城県においては現在、行政検査に限られています。このところをやはり今後打破していかないといけないんだと思います。それは、検体を採るということ、検査をするということ。それと、もう一つの今、最大のネックになっていることは、運ぶということ。誰かれに頼めないということがあって、実は気仙沼では行政検査員以外はできません。というところを打破していかなくてはならない。  そのことが何で必要になってくるかというと、医療の崩壊ということの次に介護だとか、そういう、その次に体の弱い立場の人たちを守る、また施設、その崩壊を防いでいくという上では、やはり疑わしきはクリアにしていくということが、平常のその施設の活動をキープしていくことになるんだろうなと思っていますので、そういう幾つかのパターンに備えるためにも、このクリニックは必要で、また機能の充実というものが求められると思います。  先ほど、PCR検査をどこでやるかを言えないという話をしましたが、一方で、別なカテゴリーでセンターというものが今回設置されています。一関の場合はPCRをできるセンターとなりましたので、ここですと言っているわけですね。そういうものも全国で今、何百かできましたという今日のニュースもありましたけれども、そこには今のところ入っていませんので、必要に応じてそういう核を取得していくということによって、地域全体の医療、介護の崩壊を防いでいく。そういうことを考えたいと思います。 106: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 107: ◎3番(菅原雄治君) 今のような説明の内容が、市民全員で共有した上で、このクリニックの価値が高まっていくのではないかなとは思うんですね。  このクリニックがあることによって、全然、自分はこういう症状とか、そういう受診する自覚症状はないけれども、違う病気で違う病院に行かなければならないという人たちが通常の診療を受けられるということですね、そういう気持ちになれる。今は、通院することも自粛している人たちがいっぱいいるという時期でもありますので、この存在そのものが、通常の自分の病気、持病の人たちが通常どおりかかりつけの医療を受けられるという大きなメリットも当然あるのではないかと思いますので、しっかりとした目的が市民に伝わるようにしていただきたいと思いました。  次に、私が大変心配していることは、秋頃から始まるインフルエンザのダブルです。インフルエンザの時期で子供たち中心に大体はやってきますが、インフルエンザの症状とコロナの症状というものは素人では当然見分けがつきませんから、どうすればいいんだという不安は私自身持っています。その点について何か、専門のお医者さんからお話はありませんか。 108: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 109: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  秋、冬に通常流行いたしますインフルエンザと、仮にコロナウイルスの感染が重なった場合、そのことについて、そういう可能性もあるということで非常に危惧しているということは伺っておりますが、それに対して具体的にそれではどのように取り組んでいくかということについては、まだ方向性というものは市としても伺っておりませんし、あと医療者の中でも具体的にそういう方向性というものは、今のところは出せていないのかなと思っておりますが、そのことは医師会とか保健所においても危惧している部分でございますので。  今回、まず週2日からでありますがスタートした上で、そういうことにどのように対応していくかということも併せて検討してまいりたいと思います。 110: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 111: ◎3番(菅原雄治君) ぜひ、時間があるうちにしっかりといろいろな事例を研究していただいて、市民に伝えてほしいと思います。  ちなみにインフルエンザ関係のことで、オーストラリアのほうでは、そういう危惧を心配したので、2か月前にもうインフルエンザのワクチンを打つということで、全国民にという方向に移っているというような話も聞きました。国の政策の方向になるのかなと思うんですけれども、そういう情報もひっくるめて、この発熱外来クリニックを効果的に市民に活用してもらうような形をより深めていただきたいと思います。 112: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 113: ◎1番(今川 悟君) 1点確認させてもらいます。  27日から診療所が始まるということで、あまり周知の期間がないのでここでお尋ねしますけれども、市民の生活がどう変わるかということを端的に答えてほしいんですが、いわゆる風邪の症状がある人は、みんなここに電話してからしかどこにも行けなくなるのか、それとも民間の開業医にも行っていいし、こっちにも相談していいしという、その選択肢が増えていくのか、どのくらい強制というか制約されるのかをお尋ねいたします。 114: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原宣昌君。 115: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  今回の臨時診療所につきましては完全予約制ということで、事前に予約時の電話で問診をした上での受診になります。予約受付時に、予約日時まで、例えば待てない状況の方とか、重症の基礎疾患がある方等は、先ほど参考資料でも御説明いたしましたが、基本的にはかかりつけ医での受診や専門医療機関での受診をお勧めすることになります。  また、新型コロナウイルスの感染の疑いがある方等については、これまでどおり帰国者・接触者相談センターに連絡することとなりますし、一方で、市内の診療所などで現在、感染症患者の動線を明確に分けて対応している診療所も多くございます。そのような診療所につきましては、これまでどおり継続して受け入れていただくこととなるということは医師会にも確認しているところでございます。  なお、医師会からは、今後は、今回の臨時診療所設置を機に、医師会、市立病院、保健所で一層連携を密にしていく対応をしていきたいという旨も伺っているところでございます。 116: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 117: ◎1番(今川 悟君) 分かりました。そうすると、今までどおりでいいということでよろしいかと思うんですが、そうなってくると、あと、もう1個心配なことが、参考資料にあります電話予約の部分で、電話予約は受付時間9時から午後2時まででクリニック診療日だということで、これも電話予約も、すると週2回しかないということになるんでしょうか。その場合、その2日以外の場合は使い分けて、市民は対応しなくてはいけなくなってしまうんでしょうか。 118: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 119: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  現在の市内の、例えば感染状況、市内のみならず県内の感染状況も踏まえまして、まずは週2日で対応したいということで協議がなされてきたものですから、まずもっては診療日の9時から午後2時までの受付時間で対応したいということでございます。  また、状況を見ながら、また電話予約の状況であるとか、そういう受診者の状況も踏まえながら、弾力的に検討していきたいとしているところでございます。 120: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 121: ◎1番(今川 悟君) 蔓延期に備えた今からの体制を整えるということだったら、細かいことはいいかと思いますけれども、ただ始まって、例えばこの曜日以外は電話をかけてもずっと留守電になるのか転送になるのか分かりませんけれども、やはり電話に関しては、少しは転送してどこかでやるのか、留守番電話メッセージみたくなるのか、ちょっとその曜日によって、熱を出して確認して、その日以外は待っているというわけにもいかないと思いますので、その辺の対応と周知というものはどう考えているでしょうか。 122: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 123: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  診療日以外の電話受付につきましては、なお医師会とも調整してまいりたいと思います。 124: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 125: ◎1番(今川 悟君) 分かりました。その辺ぜひ、あと今、市民への周知という部分の回答がなかったんですけれども、27日から始まるに当たって広報も間に合わないですし、どう市民に周知するのか。それとちょっと心配なことが、本来であれば新型コロナの部分は県のコールセンターに一義的には最初に行ったほうがいいのかなと思うんですが、これができることによって二重に、たらい回し的にならなければいいなという心配がありますので、その辺の周知も含めて、本来であれば県のほうが優先されるわけです。ちょっとここが、参考資料にもありますけれども、括弧の中に一般相談はコールセンターとあるんですが、緊急的なものは直でコールセンターに行ったほうがいいのかなと思うんですけれども、その辺の周知も含めて説明をお願いします。 126: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 127: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  まず、臨時診療所の周知につきましては、期間もないということもございますので、まずは地元の報道機関にも協力をいただきながら、広く市民に周知できるように進めてまいりたいと思います。  また、電話受付の件でございますが、議員お話しのとおり、まずもって新型コロナウイルス全般に関しての問合せは県で一括してコールセンターを設置しておりますので、それはこれまでどおりコールセンターに御相談いただくということになります。  また、先ほど診療日以外の電話受付ということでございますが、新型コロナウイルスに関して心配な方については、コールセンターにまず御連絡いただくということになるかと思います。  なお今回、臨時診療所で診療日に電話受付をしますが、これはコロナウイルスに関する相談ではなくて、受診を希望する方が電話予約をして問診を受けるということでございますので、受診希望者に限られるというところでございます。(「了解」の声あり) 128: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  議案第1号は民生常任委員会に付託いたします。 129: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第2号令和2年度気仙沼市一般会計補正予算を議題といたします。     ○議案第2号 令和2年度気仙沼市一般会計補正予算 130: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 131: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号は委員会の付託を省略することに決しました。  補足説明を求めます。総務部長畠山 修君。 132: ◎総務部長(畠山 修君) それでは、議案第2号令和2年度気仙沼市一般会計補正予算について、補足説明を申し上げます。  気仙沼市一般会計補正予算書の1ページをお開き願います。  第1条ですが、本案は歳入歳出にそれぞれ2,229万円を追加し、予算総額を840億9,906万5,000円とするものであります。  今回の補正は全て、5月25日に開設予定の臨時診療所の運営に関する経費となります。  8ページ、9ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。補正額のみ申し上げます。  第4款衛生費1項保健衛生費9目臨時診療所費、これは新しい目を設定したところでありますが、ここに2,229万円、これにつきましては別添の補正予算説明資料1ページの臨時診療所の運営に関する経費に内容を、2ページから3ページに位置図等を記載してございます。  以上が歳出予算であります。  続いて、歳入について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、予算書の6ページ、7ページにお戻り願います。  補正額のみ申し上げます。  第14款使用料及び手数料1項使用料3目衛生使用料32万円。  第19款繰入金1項基金繰入金1目財政調整基金繰入金2,068万9,000円。  第21款諸収入5項1目雑入128万1,000円。  以上が歳入予算であります。  恐れ入りますが、予算書の4ページ、5ページにお戻り願います。  総括でありますが、歳入歳出それぞれの補正前の額840億7,677万5,000円に2,229万円を追加し、予算総額を840億9,906万5,000円とするものであります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 133: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。7番熊谷一平君。 134: ◎7番(熊谷一平君) では私から、財源についてお伺いしたいと思います。  予算書6ページ、7ページ、歳入のほうがありますけれども、内訳として、財調からの繰入金というものが2,000万円ちょっとあると。これはなかなか大きい金額だなと思っておりまして、もちろん病院運営に必要な経費は随時補正を組んだりとか、不足のないようにやっていきたいと思っているんですけれども、今後そのような感染の動向次第では、また歳出が増えていくのかなとなると、基金の繰入れがちょっと大きくなってくるということを私は心配しておりまして、この繰入金とかなんですけれども、例えば国から後で交付税措置されるとか、何か補助がつくとか、そういった財源の支援があるのかどうか。現在の見通しを分かるところでお答えいただきたいと思います。 135: ◎議長(菅原清喜君) 7番熊谷一平君の質問に対し、当局の答弁を求めます。健康増進課長畠山賢哉君。 136: ◎健康増進課長(畠山賢哉君) お答えいたします。  一般財源につきましては、今、県を通じて、国、県の交付金等の手当てができるかどうか、また有利な補助等を受けられるかどうかを確認しております。今後、そちらの制度に乗れる場合には組替えというような形になります。 137: ◎議長(菅原清喜君) 7番熊谷一平君。 138: ◎7番(熊谷一平君) 国、県、何らかの支援があることを期待したいと思っているんですけれども、有事だからということで財調を使っていくということを、積極的に必要なものに使っていくということは非常にいいのかなと思うんですけれども、一方で、現年の予算の中で執行の見込みのないものとか、使える余地があるのではないかなという財源も結構あるかと思います。  先が見えない中で財源を確保していくという上では、予算の組替え等も行っていきながら、フリーな財源を手元に残しておくことが必要かと考えているんですけれども、財政運営についてどのようにお考えか、お答えいただきたいと思います。 139: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 140: ◎市長(菅原 茂君) 国の支援等がはっきりしない段階で、例えばこういうことだとか、経済的支援を行う場合は一旦財調を使ってでもということが必要なことがあろうかと思っています。  今回、国の第1次補正から本市には地方創生の臨時交付金が2億7,700万円来るわけですが、それにつきましては15日の議会で御説明しましたけれども、3億円以上の計画がありますということで計画を提出しております。その中にはこれが入っておりません。  一方で、現在、国でいろいろ協議がされている第2次補正の中に、地方創生臨時交付金は1次では1兆円であったものが、昨日の知事会の要望等を見ていますと、その2倍とか3倍とかという数字を要望しておりますので、そのことが実現してまた同じような配分があれば、また計画を修正することになります。その折にこのことを入れていくことが十分可能であると考えていますし、私はもともと要望を国にしていることは、医療に関してはこの地方創生臨時交付金ではなくて、厚労省等から出てくる別な交付金や交付税措置によって措置されるべきであってという話をしています。どうもそこは国ではまだ踏み切れていない部分があります。  いずれにしましても、本市においては、この現在、繰入金となっている財源につきまして、地方創生臨時交付金等の国のコロナ対策支援に振り替えていくということを前提とさせていただきたいと思います。 141: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 142: ◎1番(今川 悟君) 1点、歳出の関係でお尋ねしますけれども、今回の金額なんですが、これがマックスではなくて、恐らくさっき言ったとおりまだ慣らし運転で、これから体制については考えていくということなんですが、実際、蔓延期に対応するとなると、どのくらいの予算がかかるかということは試算しているんでしょうか。 143: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君の質問に対し、当局の答弁を求めます。健康増進課長畠山賢哉君。 144: ◎健康増進課長(畠山賢哉君) お答えいたします。  この予算の中で大きな額を占めているものが、診療所の運営費の部分でございます。こちらの部分については、開設の日数によって金額は変動してまいります。今現在、3月までで開設日数を150日と見込んでおりますが、当面は週2日ということでございますけれども、10月以降について4日ほどを見込んで150日ということでございます。こちら、開設日数によって変動してまいります。以上です。 145: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 146: ◎1番(今川 悟君) 開設日数については分かりましたが、診療体制の医師1人、看護師1人となっていますけれども、その部分もこの10月以降は体制が増えていくことを見込んで、この金額になっているんでしょうか。 147: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 148: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  体制の部分につきましては、まず週2日でスタートして、どのような診療体制が取れるかということを、まず現場で動いてみながら検討になるものと思っております。  体制の部分については、10月以降さらに増員するという、今回の予算では設定はしておりませんが、それは弾力的にやはり検討すべきものと思っております。 149: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 150: ◎1番(今川 悟君) 特にお医者さんの部分はどうしても限界があると思うんですけれども、受付に当たる看護師は多分1人ということは、電話相談もこの方1人でやって、診療も、その同じ人が1人でやるということになってしまうのかなと思って見ていたんですけれども、県のコールセンターも実際やってみると回線が足りなくて、どんどん増やしていったという経緯がありましたけれども、気仙沼市も本当に、週2日、週4日とはいえ、実際やると物すごい電話が殺到する時期があるかもしれないということに備えて、その辺をしっかり予算措置をしておいたほうがいいと思うんですが、そういう電話回線を増やすとか、電話の相談体制を増やすということは大丈夫なんでしょうか、これで対応できますか。 151: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 152: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  まずスタートした上でということでございますが、現在、年度末までの予算ということで、一定程度の予算を措置していただきたいと思っているところでございますので、その中で弾力的に動く部分は動く必要があるかと思っております。(「了解」の声あり)
    153: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 154: ◎19番(村上 進君) 1点だけ伺っておきたいと思います。  先ほど7番議員も発言しておりましたが、財調からの繰入れの関係であります。どれくらいの受診需要といいますか、見込めない中での見立ての対応であります。  実は4月10日、県下市町村長会議が、ウェブ会議があったと聞いておりまして、新型コロナウイルス感染症対応地方臨時交付金について、気仙沼市は、この交付金については基礎自治体への重点配分をすることということで強く訴えております。私もそのとおりだと思いますし、今回この臨時交付金の予定ですかね、今、国の2次補正も含めてあると思うんでありますが、このちょうど曲がり角なので、ぜひこの臨時交付金を認めて基礎自治体に十分に配慮をする。そうすると、一般財源の財調の繰戻しがされて、財政的にもある程度柔軟に対応できると思うんでありますが、その辺の状況については説明できますか。 155: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 156: ◎市長(菅原 茂君) 詳しくはまだできない状態だと思います。1次のときに1兆円はどう分けたかというと、2,000億円台が国の施策による支援の地方における裏負担分として、まずは引かれました。その後のお金を都道府県と基礎自治体と半分に分けたということです。その後を、財政力指数だとか患者の状況だとか病院のことだとかということで、やや難しい計算式があったんだと思いますけれども、本市には振られました。  今度は、その裏負担分というものがあるのかないのかも分からないし、都道府県と市町村が半分にするのかもまだ決まっていませんで、ここは報道によってちょっと変わっているんですが、賃料補助についても国が直接やるという話があったり、今朝の報道だとこの交付金の中に入れるという報道もあるんですね。そうすると、それは県がやるのではなくて市がやるとすれば、そこは厚くしてもらわなくてはならないし、そういう、まだまだ流動的な状況にございます。  本市としては、先ほどおっしゃっていただいたように、なるたけ基礎自治体の配分を増やしていただくということと、自由度を広めるということと、さらには、先ほどもお話ししましたが、医療系のことについては別途、厚労省系の交付金等で賄う仕分にしてもらいたいということを望んでいる状況でございます。 157: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 158: ◎19番(村上 進君) 3月に改正されました改正新フル特措法の関係でなかなか読み取りづらいんですが、附帯意見もかなりついて可決をされてきていました。特に、費用負担の関係が明示されておりました。基礎自治体というところにまで財政配分が及ばないで、国と都道府県の間の費用負担が10分の5とかという書きぶりであるわけですが、ぜひ時々刻々と、こういう各基礎自治体、地方公共団体の新型コロナウイルスに感染の拡大対象の様々な予算措置がされている中では、しっかりとこの交付金、気仙沼市が主張しているように、基礎自治体に重点配分、自由度も高くという制度設計をしっかりと求めていくことが私は大事だと思いますし、そのことが、6月議会であれば議会の意見書としても取り組んで、国に申し上げていくということもあり得ると思うんでありますから、ぜひそういう思いでこの財政負担について様々な対応をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 159: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 160: ◎市長(菅原 茂君) 財政負担を財調から出していくということは極力避けていきたいという思いがあります。それは、先般も話をしましたけれども、例えば病院の減収について、盛んに本市以外からも声が上がってきました。しかしながら、それに対する答えはまだありません。  一方で、臨時創生交付金のQアンドA集というものがありまして、病院の減収に充てていいですかと、繰入れしていいですかというものについては、単純な繰入れはノーなんですね。ノーになっています。しかしながら、何かにお金がかかったのでそれを出しますということはいいと言うんですが、それはかかったものに対して出しているわけで、減ったものに対して補えることになっていません。  ですから、そういうことを考えた場合に、そちらの補填をさらに国に強く申し入れるとともに、この市の財調については極力減らさないようにしていかなくてはいけないと考えています。 161: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  議案第2号の討論、採決は、他の委員会付託議案に係る委員長報告後に行います。 162: ◎議長(菅原清喜君) 常任委員会開催のため、暫時休憩いたします。再開を常任委員会終了後といたします。      午前11時37分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 3時20分  再 開 163: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  本日配付いたしました気仙沼市議会議員名簿にミスプリントがありましたので、お手元に正誤表並びに差し替えを配付いたしております。また、気仙沼市議会会派名簿を追加して配付いたしておりますので御報告いたします。 164: ◎議長(菅原清喜君) これより各常任委員会に付託いたしました議案について、審査の経過及び結果の報告を求めます。  民生常任委員長の報告を求めます。民生常任委員長菊田 篤君。 165: ◎民生常任委員長(菊田 篤君) 本議会において、当民生常任委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第1号 気仙沼市臨時診療所条例制定について は、現地踏査の上、当局より説明を徴し、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 166: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの民生常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 167: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第2号令和2年度気仙沼市一般会計補正予算の討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第2号令和2年度気仙沼市一般会計補正予算は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 168: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり決しました。 169: ◎議長(菅原清喜君) 以上で提出されました議案の全部を議了いたしましたので、これをもちまして第110回気仙沼市議会臨時会を閉会いたします。  大変お疲れさまでした。      午後 3時23分  閉 会 ───────────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和2年5月21日                    気仙沼市議会議長  菅 原 清 喜                    署 名 議 員   臼 井 真 人                    署 名 議 員   熊 谷 雅 裕 発言が指定されていません。 このサイトの全ての著作権は気仙沼市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KESENNUMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...